今回、ご紹介するジュニアサッカー指導者向けのお勧めの本は「サッカー新しい攻撃の教科書」~カウンターと組織攻撃の正しい理解と活用~ 坪井健太郎著 です。サッカーの新しい教科書シリーズの第3弾で攻撃に特化した教科書になります。
普段、子ども達に何げなく使っている「カウンターアタック」や「組織的攻撃」(ビルドアップ、パスを繋いで崩すなども同義語かもしてません。)というワード。では具体的にそれがどういう状態を指すのか?それぞれ何を意識してどのようにプレーしなければならないのか?わかりやすく説明できる指導者がどれほどいるでしょうか?
指導者が具体的に言語化できていなければ、子どもたちに理解させることはできない。そんなことを考えさせられるサッカーの教科書シリーズはジュニアサッカー指導者必読の一冊です。
サッカーの攻撃を理論として理解する
サッカーにおける攻撃は、守備から攻撃に切り替える局面で行う「カウンターアタック」と通常の攻撃局面で行う「組織的攻撃」の2種類に分類されます。
「カウンターアタック」は相手チームが攻撃を終えて守備組織を整える前に攻めることであり、それが叶わず相手の守備組織が整った場合には「組織的攻撃」に切り替えていくことが必要。
日本の多くのジュニアチームで誤解さてれいるのは、
- 「カウンターアタック」と「組織的攻撃」どちらかのスタイルしか選べない。
- フォワードを残して引いて守る=「カウンターアタック」
- ディフェンスラインからボールを繋ぐ=「組織的攻撃」
ということではないでしょうか。この認識では、サッカーにおける攻撃とは何か?を子どもたちに理解させてあげることはできません。
「サッカーの新しい攻撃の教科書」では、サッカーの原理・原則の解説から、「カウンターアタック」「組織的攻撃」とは何か? 個人、組織、チーム単位でそれぞれの攻撃においてどのような目的を持ってプレーするべきか?をわかりやすく具体例を持って紹介してくれます。
また、最終章では「カウンターアタック」「組織的攻撃」の考え方を選手に理解させていくトレーニングメソッドも紹介されており、次の日から指導の現場ですぐに使えるような内容になっています。
日本の子どもたちはボールを扱うテクニックに関しては世界にも通用するとものを持っていると思う一方で、そのテクニックを試合で生かす事がまったくできていないと感じます。サッカーの理論、原理原則を身につけていくことで試合で使えるスキルが身についていくのではないでしょうか。
サッカー新しい攻撃の教科書 サッカー 新しい守備の教科書 優れた戦術は攻撃を無力化させる サッカーの新しい教科書 戦術とは問題を解決する行為である
