雨天時のサッカーの試合・練習持ち物はどうする!?
一昔前と比べて天然芝、人工芝のグラウンド、フットサルコートがかなり多くなりました。土のグラウンドであれば大雨が降ればサッカーができる状態ではないので基本的には中止になると思いますが、芝生のグラウンド(特に人工芝やフットサルコート)では、多少の雨であれば試合・練習を行います。
そこで親として困るのが、雨天時の子どもの持ち物について。普段の練習と同じ持ち物でいいのか?雨天時に必要なものは何か?子どもがサッカーを始めたばかりだと悩むことも多いと思います。
雨天時のサッカー必須アイテムをご紹介
雨天時にサッカーの試合・練習がある際に子どもに持たせたいアイテムを紹介します。
スパイク
濡れたグランドはスリッピーになるため、トレーニングシューズでは滑りやすくなってしまいます。会場によってはスパイク不可(フットサルコートは原則不可)の場合もありますが、天然芝や土のグラウンドで雨が降っている場合にはスパイクを着用した方が格段にプレーしやすくなります。
U10より下のクラスではトレーニングシューズだけでも良いと思いますが高学年になるにつれてプレーのスピードが上がりますのでスパイクも用意しておくと良いでしょう。
ピステやレインコート
ジャージよりも水を弾きやすい素材なため、雨天時にはピステの着用がお勧めです。ジャージを着ていると水分を含みかなり重たくなってしまい、練習にも身が入らなくなってしまいます。また休憩時間やベンチで待機する時間が長い場合にはレインコートも必要です。
防水スプレー
雨天時のサッカーにお勧めなのが防水スプレーです。着ているピステに防水スプレーをかけておけば水を弾いてくれて快適にサッカーをすることができます。
また意外と大事なのが、トレーニングシューズや、スパイクへの防水スプレーです。シューズは水分を含むとかなり重くなってしまうため、プレーにも影響を与えます。小雨程度であれば、防水スプレーの威力も発揮されます。まあ水たまりがたくさんできてしまうような大雨では水分を弾くのは難しいですが、、、。
速乾性のシャツやパンツ
雨の日にサッカーをする際、速乾性のシャツ、パンツ、アンダーウェアは非常に重要です。これらのアイテムは、湿った状態でも快適さを維持し、体温を保つのに役立ちます。以下に、それぞれの特徴と選び方について詳しく解説します。
速乾性シャツ
特徴:
- 素材: 速乾性シャツは主にポリエステルやナイロンなどの合成繊維で作られています。これらの素材は水分を吸収しにくく、素早く蒸発させる特性があります。
- 通気性: 高い通気性を持つため、汗をかいても身体にこもらずに乾燥を維持します。
- 軽量: 合成繊維は軽量で動きやすく、パフォーマンスを向上させます。
- 抗菌処理: 一部の速乾性シャツには、抗菌処理が施されており、臭いの原因となるバクテリアの繁殖を抑えます。
選び方:
- フィット感: プレイ中の動きを妨げない適度なフィット感のあるシャツを選びましょう。伸縮性のある素材が良いです。
- 縫製: シームレスまたはフラットシーム(平らな縫い目)のデザインを選ぶことで、摩擦による肌の擦れを防ぎます。
- 吸湿発散性: 吸湿発散性が高い素材を選ぶことで、汗を素早く吸収し、外部へ放出します。
速乾性パンツ
特徴:
- 素材: シャツと同様に、ポリエステルやナイロンが主流です。これらの素材は汗を逃し、乾燥を保ちます。
- 動きやすさ: ストレッチ性が高い素材を使用しているため、自由な動きをサポートします。
- 軽量性: 軽量であり、身体に負担をかけません。
選び方:
- 丈の選択: ショートパンツやハーフパンツなど、好みやプレイスタイルに合わせて選びましょう。
- ウエストバンド: 調整可能なウエストバンドが付いているものを選ぶと、フィット感が向上します。
- ポケット: 必要に応じてポケットの有無を確認します。プレイ中に使用する小物を収納できると便利です。
速乾性アンダーウェア
特徴:
- 素材: ポリエステル、ナイロン、エラスタン(スパンデックス)などの混紡素材が一般的です。これらは速乾性があり、肌触りも良いです。
- フィット感: タイトフィットでありながらも、適度な伸縮性を持ち、動きを妨げません。
- 通気性: 通気性が高く、汗をかいても蒸れにくい設計です。
- 抗菌処理: 一部の製品には抗菌処理が施されており、清潔さを保ちます。
選び方:
- シームレスデザイン: 摩擦を減らし、快適さを向上させるために、シームレスまたはフラットシームのデザインを選びましょう。
- ウエストバンド: 柔らかく、肌に優しいウエストバンドが付いているものを選ぶと、長時間の使用でも快適です。
- 通気パネル: 通気性をさらに高めるために、メッシュパネルが配置されたデザインを選ぶと良いでしょう。
これらの速乾性アイテムを揃えることで、雨の日でも快適にサッカーをプレーすることができます。快適さとパフォーマンスの向上に繋がるので、ぜひ取り入れてみてください。
着替え・タオル
こちらは当たり前ですがシャツ・パンツの着替えとタオルは必須です。雨の日だけでなく汗をかきやすい夏場も着替えは忘れないようにしましょう。雨天時において必ず持っていきたい着替えは「靴下」と「靴」です。忘れがちですが雨の日であればかんりびしょびしょになりますし、土のグラウンドであれば泥だらけになってしまいます。泥だらけで変えることになってしまいますので忘れずに用意しましょう。
ゴミ袋
雨の日のサッカーで必ず持っていきたいアイテムがゴミ袋です。濡れた着替えを入れるのはもちろん、汚れた靴や靴下もゴミ袋に入れて持ち帰れば他を汚すことはありません。また会場によっては雨を凌げる場所がなく、持って行った荷物自体が濡れてしまうケースもあります。そんな時には大きなゴミ袋があればリュックを丸ごと入れて雨から守ることができるのでゴミ袋は必ず2~3枚持たせるようにしましょう。