トラップからパスやシュートなど、次のプレイに移るスピードを上げるコツとは!?ジュニアサッカー上達のコツを紹介します。

トラップ

プレイスピードの速さが求められる現代サッカー

スピード感あふれる展開が増えた現代サッカー。チャンピオンズリーグでも圧倒的な強さを誇るプレミアリーグの上位チーム(リヴァプール、チェルシー、マンチェスターシティ)の試合では高速のカウンターアタックはもちろん、ビルドアップからの攻撃でもスピード感あふれるサッカーが展開され、90分間目を離す瞬間がありません。 もちろんビルドアップ時に緩急(特に縦パスでのスピードアップ)はありますが、選手には速いゲーム展開の中でのプレイが求められています。

現代サッカーではディフェンスラインのビルドアップ時から相手フォワードのプレスがかかり、中盤では狭いエリアでハイプレスがかかり、あっと言う間に囲まれてしまうため、選手にはプレイスピードの速さが必要になります。

ジュニア期の低学年では周りがサッカーを始めたばかりの子どもが多く、上手い子であれば相手に囲まれても突破できますが、高学年になるにつれて突破は難しくなります。そこを突破するドリブルの技術を磨くというのもあるかもしれませんが、サッカーはドリブルだけではありません。中学年以降はドリブルだけでなく周りとどう連携していくのか?その際に必要な技術は何か?を教えていく必要があります。今回はその中でもトラップから次のプレイに素早くスムーズに移るコツをご紹介していきます。

トラップから次のプレイに移るスピードを上げるコツ

トラップから次のプレイに移るスピードを上げるには3つのポイントがあります。

周りを見て次のプレイをイメージしておく

1つ目のポイントは首を振って周りの状況を確認して次のプレイをイメージしておくことです。スペースにドリブルで侵入していくのか?スルーパスを狙うのか?シュートを打つのか?次のプレイをイメージしておくことで身体がスムーズに動きプレイに移るスピードが上がります。これができない選手はプレイの一つ一つがぶつ切りになってしまい。プレイスピードは上がりません。もちろん狙っていたプレイができない状況になった場合にはプレイをキャンセルする必要があります。

トラップでプレイしやすい場所にピタリと止める

当たり前の話ですがプレイしやすい場所にピタリと止めることが出来なければ次のプレイに移るスピードはあがりません。ボールを弾ませてしまったり(狙っていれば別ですが)、ボールコントロールにもうワンタッチ必要になったりするとそれだけで時間がかかってしまいます。プレッシャーが速いチームとの対戦であればそれだけでボールを奪われてしまうことも多くなります。

トラップした足で次のプレーの1歩目を踏み出す

最後のポイントはトラップした足で次のプレーの1歩目を踏み出すことです。例えば利き足でトラップ・パスをする場合、トラップが1歩目、2歩目がキックの軸足、3で利き足でパスという流れでプレイすることが理想です。トラップを1歩目にできない場合には普通のステップだと5のタイミングでしか蹴れないのでプレイスピードは2テンポ遅くなります。何気ないプレイですがトラップからキックまでの歩数を意識することでプレイスピードは劇的に改善されます。

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