フォワードの裏抜けでディフェンスラインを突破する4つのコツとは!?

オフザボール

ディフェンスラインの裏を抜ければ最大の得点チャンス!

サッカーで1番の得点チャンスとなるのは、ディフェンスラインの裏を抜けてスルーパスを受けること。キーパーと1対1になることができればかなりの確率で得点することができます。その為、ディフェンス、中盤からのビルドアップはチャンスとなる相手のディフェンスラインの裏をとれるパスを常に狙いながら行います。

つまりフォワードはどうやってディフェンスラインの裏でボールを受けることができるか?を常に考えておく必要があります。「裏に抜けられない」「ポストプレーでチャンスを作れる」「味方の上がりを待たなければいけない」という状況では、もちろんポストプレーを選択するべきですが、それだけでは得点の取れるフォワードにはなれません。

常にディフェンスラインの裏にあるスペース、キーパーの位置、ディフェンスの視野を意識しながら裏抜けを狙っていきましょう。

裏抜けでディフェンスラインを突破する4つのコツ

走るスピードが速ければ裏を抜ける際に優位にはなりますが、ディフェンスも必死に守っている中、それだけではディフェンスラインを突破できる確率は高くなりません。 裏を抜ける技術的なものが身についていないとオフサイドになりやすいですし、相手のレベルが上がり同じスピードを持つディフェンスを対峙した際に通用しなくなってしまいます。

裏抜けでディフェンスラインを突破するコツを身につけてどんな相手でも突破できるようになりましょう。

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走るスピードと方向を変化させる

走るスピードと方向を急激に変化させることでマークを振り切ることが出来ます。同じスピードで走っているとマーカーはディフェンスについて行きやすくなってしまいます。緩急をつけることで相手を油断させてボールが蹴られたタイミングスピードアップして一気に振り切りましょう。

また走る方向の変化も重要です。一定の方向で走っているとマーカーの視野から外れにくくどのスペースを狙っているかわかりやすくなってしまいます。横のランニング、バックステップからの縦突破や斜めのランも有効です。

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マーカーの背中をとる

裏抜けするコツの2つ目はマーカーの背中をとることです。背中をとられたディフェンダーはボールと自分のマークする選手を同時に視野に入れることが難しくなります。

自分のマークについているディフェンダーの背中をとり、視野から外れた瞬間に動きのスピードと方向を変化させることで、消える動きができるようになります。

タイミングを図る

スルーパスによるディフェンスラインの裏抜けはとにかくタイミングが大事です。タイミングとしては、味方が顔を上げて前を向いた瞬間に裏を狙う予備動作が終わっているイメージです。

レベルが高くなればダイレクトでもスルーパスが出てくるようになるので動き出すタイミングも変わってきます。

つまり味方のレベルや、ボールを持っているプレーヤーの特性やタイプによって狙うタイミングは変わります。試合を積み重ねてお互いのイメージをすり合わせていくことが重要です。

オフサイドラインと駆け引きする

最後のコツはオフサイドラインと駆け引きをすること。とくにお勧めな2つのパターンが2つあります。1つ目はオフサイドライン上を横に走りながら助走をつけてパスが蹴られたタイミングで縦に走る裏抜け。自分のマーカーから中央にいるディフェンダーの背中に向かって走ることで、マークの受け渡しの混乱が起きますので、裏抜けの成功確率は上がります。

2つ目はオフサイドポジションにいながらボールが出る少し前のタイミングでステップしてオフサイドラインまで戻り、パスが蹴られたタイミングで裏抜けするテクニック。オフサイドポジションで待つことでディフェンスの注意から逸れやすく、タイミングが合えば確実に裏抜けできるでしょう。

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