リフティングの練習は、小学生が楽しくサッカースキルを磨くための素晴らしい方法です。 今回は「面白さ」をテーマに、子どもたちが夢中になれる練習メニューをたっぷりとご紹介します。楽しみつつも、コントロール力やバランス感覚を高めることができる内容です。
リフティングおにごっこ
おにごっこをしながら、リフティングを続けるゲームです。 ボールが床に触れたら交代するというルールにすると、みんなが集中してプレーに取り組むようになります。 ボールを操りながら他のプレイヤーから逃げることは、子どもたちにとって意外に難しい挑戦です。リフティングしながら視野を広げ、瞬間に方向転換する能力も鍛えられ、試合での状況判断力にもつながる効果が期待できます。
ミッションリフティング
次は「ミッションリフティング」。ミッションリフティングは、子どもたちの「ミッション」として課題に挑戦することで、楽しみながらスキルを磨くメニューです。例えば「ボールを100回リフティングしてみよう」や「逆足で20回」 「頭でリフティング」といった、段階的な目標を設定します。ミッション達成時には、ちょっとしたご褒美を用意しておくとモチベーションが上がります。この練習のポイントは、難しさを少しずつ上げていくことです。最初は簡単なミッションからスタートし、徐々に難しいミッションから挑戦させて頂くことで、自然にレベルアップを実感できます。わかりやすく、成長する喜びを感じられるメニューです。
リズムリフティング
リズムリフティングは、音楽に合わせてリフティングを行う練習方法です。好きな曲やテンポがゆっくり音楽をかけ、そのリズムに乗ってボールを蹴り続けます。それで、リズム感とバランス感覚が養われます。 また、音楽に合わせることで楽しさが倍増し、長時間でも飽きずに練習できます。 リズムが変わるとプレイのタイミングも変わるため、柔軟な反応力も鍛えられます。 特にリフティングが少し苦手なお子さんにもおすすめで、気負けせずになれるのが魅力です。 さまざまな曲で挑戦してみると、自然とボールへの感覚が研ぎ澄まされていきます。
ペアでのバトルリフティング
バトルリフティングは、友達や兄弟と競い合いながら楽しむ練習法です。2人組で対戦し、「どちらが先にボールを落とすとそのままリフティングできるか」を競います。ルールを工夫して、例えば「左足だけで」 「頭で」などのルールを加えると、面白さも倍増します。リフティングは競争心を引き出すだけでなく、プレッシャーの中でも冷静にボールを扱う能力が磨かれるため、試合中に冷静なをする力にもつながります。1人でやる場合にはリバウンドネットの活用がお勧めです。
障害物リフティング
このメニューでは、コーンやビニールテープを使ってリフティング中に避けるべき障害物を設置します。ボールを落としたり、障害物の間をすり抜けたり、上手にリフティングしながら進むことが目的です。細かい足の使い方や瞬間に進路を変える技術が鍛えられるため、試合で相手ディフェンスをかわす練習にもつながります。また、毎回異なるコースや配置にするとボールコントロールや空間認識能力も磨かれ、リフティングだけでなくゲーム全般で使えるスキルが身につきます。
親子リフティング
最後は、親子でできるリフティングリレーです。親と子がを合わせ、タイミングよくボールをつなげることで、一体感や楽しさを感じられます。回数が増えるごとに「次はもっといけるかもしれない!」とワクワクが湧き、協力して目標達成する喜びが感じられるため、家族で楽しめる練習法です。親がサッカー初心者の場合は手でキャッチしてボールを返してあげても問題ありません。 普段はサッカーに触れない親御さんにとってもリフティングの難しさを体験する良い機会になり、会話が弾んで親子のコミュニケーションも忘れます。
これらのリフティング練習メニューは、どれも楽しみながらリフティングスキルを向上させることができる方法です。感覚遊びで取り組むことで、皆さんも練習に飽きることなく、リフティングの技術が自然と身についていきます。