私の息子は現在ジュニアユース1年で、身長150cmと小柄です。しかし、3年生のゴールキーパー相手でもペナルティエリア外から弾丸シュートを決めることができます。もちろん、もっと強いキックを持つ子どももたくさんいますが、小柄ながらにキック力を身につけた息子のコツと練習方法を公開します。
強いキックを蹴るコツ
- 走る動作、歩く動作の延長で蹴ること
- キックを走る動作や歩く動作の延長として考えます。蹴り足に体重がしっかりと乗っているイメージを持ちましょう。これにより、自然な動きで強いキックが可能になります。
- 踏み込み足の位置
- 踏み込み足は、ボールの横に置くのが基本です。これにより、安定した姿勢で力強くキックすることができます。
- 力を抜く
- キックの際には、力を抜いてリラックスすることが重要です。蹴る瞬間だけ力を入れるイメージで、全体の動作をスムーズに行いましょう。
- 上半身を使う
- キックは下半身だけでなく、上半身も使います。体全体を連動させて、強いキックを生み出します。上半身の動きを意識して、体重をボールにしっかりと伝えましょう。
- ボールを当てるポイント
- ボールの中心を正確に捉えることが大切です。インパクトの瞬間にボールの中心を強く叩くことで、力強いキックが生まれます。
- 蹴りたい方向へのフォロースルー
- フォロースルーは、蹴りたい方向に向けて行います。よくある失敗として、フォロースルーがボールの外側方向に行ってしまうことがあります。これにより、横回転(イン回転)のボールとなり、力が逃げてしまいます。フォロースルーを意識して、正確な方向にボールを蹴りましょう。
- 足首の固定
- 足首をしっかりと固定することも重要です。キックの際に足首がぶれないようにすることで、力が効率よくボールに伝わります。
- 集中力
- キックの際に集中力を高めることも重要です。集中することで、正確で力強いキックが可能になります。練習中は、ひとつひとつのキックに集中し、質の高い練習を心がけましょう。
練習ではボールにどのような回転がかかっているかを重視する
キック力を向上させるためには、ボールの回転にも注目することが大切です。基本的には中心をまっすぐ振り抜いて無回転気味のキックを練習するのが理想です。横回転のカーブキックは、いつでも蹴れるようになるので、まずは強いストレート(実はこれが一番難しい)をマスターすることが重要です。
練習は親がGK役をやって楽しみながらいっぱいボールを蹴るのがベスト
キック力を向上させるための練習は、楽しく行うことが重要です。親がゴールキーパー役を務め、楽しみながらたくさんボールを蹴ることで、自然とキック力が向上します。親子で一緒に楽しむことで、子どものモチベーションも高まり、効果的な練習ができます。
具体的なキックトレーニング
キック力を直接的に鍛えるためのトレーニングも必要です。以下の練習を定期的に行うことで、キック力が向上します。
1. ウォールパス
壁に向かって強いパスを繰り返します。これは、ボールの中心を正確に捉える感覚を養うのに最適です。ボールが壁に当たった後の反射を見て、自分のキックの正確さを確認しましょう。
2. ロングキック練習
フィールドの端から端までボールを蹴る練習です。長い距離を正確に強く蹴ることで、キック力を鍛えます。この練習では、フォロースルーや上半身の使い方を特に意識しましょう。
3. ターゲット練習
遠くに設置したターゲットに向かってキックします。これにより、狙った場所にボールを正確に蹴る技術が向上します。ターゲットを少しずつ遠ざけることで、挑戦を増やし、キック力を強化しましょう。
4. パントキック
パントキックは、手からボールを落として直接蹴る練習です。これにより、キックのタイミングを掴むことができます。力を入れるタイミングや足の振り抜き方を学ぶのに最適です。
トレーニンググッズの紹介
以下は、キック力向上に役立つトレーニンググッズです。
1. プライオボックス
プライオボックスは、ジャンプ力を向上させるためのトレーニング器具です。ジャンプ力の向上は、キック力にも直結します。プライオボックスを使ったトレーニングは、下半身の爆発的な筋力を鍛えるのに最適です。
口コミ: 「プライオボックスを使い始めてから、息子のキック力が目に見えて向上しました。ジャンプ力も同時に鍛えられるので、一石二鳥です。」(30代男性)
2. ミニハードル
ミニハードルは、足の運びを素早くするためのトレーニングに使われます。キックの際のステップがスムーズになり、強いキックが可能になります。
口コミ: 「ミニハードルを使ったトレーニングを続けていると、息子の動きが格段に速くなりました。キック力も強くなり、試合でのパフォーマンスが向上しています。」(40代女性)
3. ラダー
ラダーは、足の速さとコーディネーションを高めるためのトレーニング器具です。キック時の足の運びをスムーズにし、より強いキックが可能になります。
口コミ: 「ラダートレーニングを取り入れたことで、息子の足さばきが格段に良くなり、キック力も向上しました。練習が楽しいようで、毎日取り組んでいます。」(30代男性)
まとめ
小柄な子どもでもキック力を向上させるためには、強いキックを蹴るコツを習得することが重要です。これらのコツを意識しながら練習を重ねることで、自然に強いキックができるようになります。また、プライオボックスやミニハードル、ラダーなどのトレーニンググッズを活用することで、さらに効果的なトレーニングが可能です。親子で楽しみながら練習を続け、強いキック力を身につけましょう。