温暖化が進み日本でも夏場は35℃を超える猛暑日が増加傾向。春ごろに30℃以上の真夏日を記録することもあります。地域によっても異なりますが、日中に晴れている日にサッカーをやる場合には3月下旬から10月頃まで対策が必要になります。湿気の多い日本の夏は発汗しにくい傾向があり熱中症が起きやすくなると考えられています。年々気温が上がっていますので、「熱中症対策なんかしていなかった。」「自分が子どものときはスポーツ中に水を飲んでいなくても大丈夫だった。」など、今の親が自分たちの子どもの時代の感覚でいると、子どもが熱中症になるリスクも高まってしまいます。
今回、紹介するのはジュニアサッカー(スポーツ)をする際に熱中症を予防する便利なお勧めアイテムです。実際の使用感も踏まえてご紹介します。
気温28℃超えたら熱中症予防・暑さ対策を!
日本スポーツ協会によると気温28℃を超えると熱中症の危険が増すと言われており、スポーツを行う際には積極的な休憩や水分補給が必要とされています。
小学生くらいのジュニア期の子どもたちはスポーツに夢中になって水分補給を忘れてしまったり、試合に勝ちたいがゆえに無理してしまったり、体調が悪いときでも監督・コーチに言えなかったりすることがあります。まずは親が子どもの体調を観察し、体調が悪そうなときは無理せず練習や試合を休ませることが必要だと思いますし、今は日本の夏の暑さは異常なので体調が万全の時にも万全な熱中症予防・対策が必要になります。
暑いのサッカーは必ず熱中症対策を!
サッカーをするときは、気温や湿度、運動強度などによって熱中症にかかるリスクが高くなるため、以下のような熱中症対策が重要です。
- 十分な水分補給
運動中は汗をかき、体内の多くの水分が失われます。水分補給は運動中だけでなく、運動前後にも行い、小まめに水分をしっかり補給することが大切です。水分だけでなく糖分や電解質を含むスポーツドリンクや、塩分を含む飲み物も併せて摂取することが熱中症対策にはおすすめです。
- 適切な服装
暑い日や高温多湿な環境での運動では、適切な服装を心掛けることが必要です。軽くて通気性の良い服装や、帽子やUVカット加工のアイテムを着用することで、日差しや熱から身を守りましょう。
- 熱中症の症状に注意
頭痛やめまい、吐き気、脱水症状など、熱中症にかかる前兆の症状に気をつけ、早期に対処することが大切です。少しでも症状が出た場合には、すぐに休憩を取り、水分補給を行いましょう。また、熱中症にかかってしまった場合には、すぐに医療機関を受診することが必要です。
- 適切なタイミングでの休憩
長時間の練習や試合では、適切なタイミングでの休憩が必要です。運動中には30分に1度、休憩時間には水分補給や体を休めるためのストレッチなどを行いましょう。また、熱中症にかかるリスクの高い時間帯は避け、早朝や夕方に練習を行うなど、適切なタイミングでの練習を心がけることも大切です。
ジュニアサッカー熱中症予防・暑さ対策 お勧めアイテムランキング
フリーズテック(氷撃) 冷感インナー
熱中症予防・暑さ対策アイテムのお勧め1位はフリーズテック(氷撃)と呼ばれる冷感インナーです。寒さを凌ぐインナーであるヒートテックは有名かと思いますが、そのまったく逆の発想で作られたインナーになります。インナーの裏地となっている特殊な冷感プリントが、水分を吸水することで吸熱反応を起こしインナー自体の温度を下げる効果(製品の説明より抜粋)があります。 濡れている状態であれば持続的に涼しさを体感できるため、インナーとして着ておくだけで1日中、熱中症予防ができます。
暑い中、インナーを着ることに抵抗がある子どももいるかもしれませんがその効果は抜群。一度着たら夏場は手放せなくなるアイテムです。
また冷感インナーであれば公式戦の際にもユニフォームの下に着用することができるのでトレーニングマッチや練習だけに限らずあらゆるシーンで使えることがおススメアイテム1位の理由の1つです。
スポーツ用の帽子・キャップ
スポーツ用の帽子・キャップも夏場の熱中症予防・対策には欠かせないアイテムです。帽子のツバが柔らかいタイプであればトレーニングマッチや練習中も気になりませんし、ヘディングも問題なくできます。またスポーツ用の帽子は水に濡らして使えるものも多く、頭を冷やしながらトレーニングすることで熱中症を予防できます。もちろん公式戦には使えませんのでトレーニング限定の熱中症予防アイテムとなります。
冷感タオル
冷感タオルも暑さ対策、熱中症予防に欠かせません。水にぬらしてタオルを数回振るだけでOK!何度でも使えるのも魅力的です。バケツに氷水を貯めて使えば涼しさは倍増します。トレーニング中も邪魔にはなりませんので、暑い日の練習にはお勧めのアイテムです。また試合の日であれば試合開始直前やハーフタイム時に頭や首を冷やして熱中症対策をすることもできます。
塩分チャージ タブレット
発汗によって失われる体内の塩分やミネラルを補給することができるのが塩分チャージタブレットです。タブレットのため、すばやく塩分補給ができることもポイントです。
冷感スプレー
服を着たまま、服の上からスプレーするだけで瞬間冷却します。個人の使用感にはなりますが、冷たくなるのは一時的で持続性があまりないことや使える回数が多くない(説明書きによれば1秒の噴射で約20回使用)ことから、他のアイテムと比較するとそこまでお勧めはできません。評価のポイントとしては各薬局でも販売されてますので熱中症予防、暑さ対策のグッズを忘れてしまったり、予想以上に暑くなった日に出先で購入できるところです。
熱中症予防、暑さ対策まとめ
いかがでしたでしょうか。昔と比べると、熱中症予防や暑さ対策できる便利なアイテムがたくさんありますが、大事なことは危険な暑さのときにはスポーツをしない、子どもに無理をさせないことだと思います。安全を第一に、親として子どもたちのスポーツライフを楽しみましょう。