中学受験とサッカーの両立!サッカー少年の子育てブログ①~中学受験/受検の検討~

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習い事はサッカー以外は何もやらず、サッカー、友達との遊び、ゲームに明け暮れて育った、現在小学4年生の我が息子。もうすぐ5年生となるこの時期になり、「中学受験を検討してる」「実は塾に通っている」という、声を周りの友達から多く聞くようになりました。

これまでサッカーばかりやっていて、中学受験についてはまったく検討していなかったのですが、どうやら昔と今では中学受験の状況も変わっているという話を聞き、自分なりに調べてみることにしました。

数10年前とは大きく違う中学受験

1980年生まれの私の小学生時代は、中学受験の話などほぼ聞いたことが無く、学年で1~2人くらい私立中学を受験するような話があったくらいだと記憶しています。(ちなみに東京都23区内の小学校です。)

しかし、今では多くの小学生が国立・都立・県立中学へ適性検査という名の受検(試験ではない為、受験とはいわないらしい。)をして入学しているとのこと。もちろん、私立中学へ受験して入学する小学生も多いので、中学に入学するために勉強するのが当たり前の時代になりつつあるようです。また中高一貫校も増加傾向にあり、高校からでは入学できない学校も増えてきているようです。当時、高校受験で入学した私の母校も今では中学からでないと入学できないようになっていました。

都立中学の受験を前向きに検討

結論から言うと都立中学の受験を前向きに検討し、受検対策の勉強をスタートさせました。その理由は大きく3つあります。

  • 都立(公立)の受検問題の質の高さ。
  • 適性検査の内容が小学校での指導内容の範囲を超えない。
  • 自ら考える力はサッカーにも役立つ。

まず、感じたことは都立の受検問題の質の高さです。私の高校時代の都立高校入試問題は暗記していれば解けるような問題が多くかったと記憶しています。勉強を通じて基礎学力は身に付きましたが、正直にいえば将来の役に立つようなものではなかったと思います。一方で現在の中学受検では単純に知識を問われるだけのような問題はありません。多くの問題が受検者の思考力、理解力、表現力を総合的に問われるもので、勉強を通じて将来に役立つような能力が身につくと感じました。

また、都立(公立)受検の問題は小学校の指導内容を超えないということも魅力の一つです。問題自体は上記でお伝えした通り丸暗記では解けない難しい問題となっていますが、内容については小学校で習ったことがベースになっています。私立の受験であれば指導範囲を超えた難問が多く、専門の塾に通わないと合格は難しいと思いますが、都立(公立)受検であれば、自宅学習を中心にしても合格の可能性があるのではないかと考えました。今まで通り、好きなサッカーを好きなだけできる環境はあまり変えたくないというのもあります。

受検をしよう決めた理由の3つめは、受検勉強を通じて身についていくであろう思考力はサッカーにも良い影響を与えると考えたことです。サッカーは「状況の認知」「判断」「実行」を繰り返すスポーツなので、リフティングが1000回できたり、足が速ければ上手いというわけではありません。常に状況に応じた正しいポジショニング、判断をしていかなければならないので、高い思考力が必要です。また、長いサッカー人生において成長を続けていくためには、自分自身の課題を見つけ克服していくことが重要です。そんな能力も受検を通じて身についてくれれば、サッカーの成長にも繋がっていくのではないでしょうか。

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1週間のサッカー・勉強スケジュールは!?

サッカーは基本的には平日2日と土日の週4日。土日は試合で1日潰れることも多いです。何もない日は週3日あるので、時間的にはかなり余裕があります。しかし、いきなり勉強時間を増やしても集中して取り組むことができないので、我が家の勉強スタイルは1日の勉強時間は宿題を除いて30分~1時間前後とし、毎日継続するスタイルにしました。

もちろん、勉強に慣れてきて集中が続くようであればもう少し時間を増やしていこうと思っています。とはいえ、サッカーと同じで嫌々やっていても身にならないので、見極めは結構大事かなと思います。また、本人が中学受験したいと思えるようになればモチベーションもあがり自ら勉強するようになるはずなので、キッカケを与えれるように色々な経験を積ませていく予定です。

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小学校4年生 3学期に始めた勉強

クラス内の学力でいえば、平均より上(本人談)らしいのですが、今までしっかり勉強してこなかったこともあり、基礎的な知識が足りないと感じました。取り組み始めた勉強は下記の5つ。

  • 計算ドリル(小学1年~4年) 1日1回
  • 漢字ドリル(小学1年~4年) 1日1回
  • 文章を書く 1日1回
  • 読書 1日10分
  • 中学受験問題を一緒に解く 1日1問

計算ドリルは始めて1ヵ月でケアレスミスが少なくなり計算スピードも上がってきた印象です。漢字についても暗記なのでやればやるだけ覚えてきました。勉強を始めて気になったのは文章力の低さと、問題文の「問い」を理解できていないことが多いこと。間違った問いに対する解答ほど無駄なものはないですからね。このあたりは一緒に問題を解きながら教えていく必要がありそうです。

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中学受験とサッカーの両立!サッカー少年の子育てブログ②~サッカーと勉強、遊びのスケジュール~
仕事が忙しく完全にブログの更新をサボっていましたが、少し余裕ができてきたのでこれからちょいちょい更新していこうと思っています。約1年前(小学校4年生の終わり)ころから、ジュニアサッカーに打ち込みながらも都立の中学受験を目指そうと勉強を始めた...
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