室内の自主練習でボールコントロールやリフティング、ドリブルなどのトレーニングをすることは多いと思いますが、サッカーの試合で活躍するには体力も必要な要素。外に行って走ることができれば、ダッシュやインターバルトレーニングなど様々な体力トレーニングをすることができれば、夏場の暑い日や冬場の寒い時期には、走るためだけに外に行くのはなかなか億劫になるもの。梅雨時期であれば雨で外での練習もできなくなります。今回はそんな時に室内でできる効果的なトレーニングを紹介します。
5分でできる室内体力トレーニング
ご紹介する体力トレーニングは、たった5分の短い時間でできるものになります。たった5分のトレーニング??と侮ってはいけません。必ず息は上がり、誰しもがきつくなるトレーニングです。確実に心肺機能が鍛えられ、試合で使える体力がつくでしょう。
トレーニング内容①バービー20秒間(全力のスピードでできる限り)②ステップを踏みながら10秒間休憩③その場でモモ上げダッシュ(全力のスピードでできる限り)④ ステップを踏みながら10秒間休憩 ※①~④を繰り返して5分で終了
一度やってみるとわかりますが、3分を超えたあたりから大人でも相当きつくなります。慣れてきたら強度を上げるために、ラストスパートでバービー・モモ上げを連続で行う、2セット目、3セット目を行うなどが効果的です。想像以上にきついトレーニングですので、子どもの自主練で行う場合には大人も一緒に行い、トレーニングのハードさを実感することで適切な負荷でトレーニングを組むことができると思います。(運動不足の場合には3分と持たないので要注意です。)
体力トレーニングの効果はあったか?
トレセンなどには選ばれていてそこそこ技術はあるものの、他の子と比較すると試合中にあまり走れないU11の息子でしたが、トレーニングを続けるうちに見違えるようになりました。明らかに運動量は増えましたし身体のキレも出てきたように感じます。最近では上記のメニュー(バービーとモモ上げ)に加えて、ジャンプヘッド、背中を床につけてからジャンプなど様々な動きをいれてトレーニングしています。単純に体力がついたこともあると思いますが、きついトレーニングをして精神的に鍛えられたことが試合中に走れてる理由の1つなのかなとも感じています。